梅雨に入りましたね。

雨で肌寒い日があったかと思えば、天気になると真夏日になったりして、体調を崩しやすい季節でもあります。

そして、これから暑くなってくると心配なのが熱中症。そこで今日は、熱中症の予防法についてお伝えします。

熱中症を防ぐには、暑さになれることが大切

熱中症の予防方法と聞くと、涼しい服装を心がけたり、水分補給をしっかりすることだったりといったイメージが強いかと思いますが、実は本格的に暑くなる前から準備しておくことが大切です。

つまり、熱中症を防ぐためには梅雨時の今から、暑さになれることをしておく必要があるのです。

暑さに体が慣れること＝暑熱順化

また、暑さに身体が慣れることを暑熱順化（しょねつじゅんか）といいます。

詳しくは以前のブログでも書いたので、参照してください。
→暑さに体を慣らしていく暑熱順化には酵素風呂がおススメ

暑さに体が慣れると起こるイイこと

体が暑さに慣れると熱中症予防になることは理解されたかと思いますが、その他にも体が暑さに慣れるといいことがあります。

具体的には、

• 持久力が上がって疲れにくくなる
• 運動後の回復が早くなる

といったことです。どうしてこういったことが起こるのかというと、暑熱熱順化によって体が変化したからです。

暑熱順化によって生じる体の変化

ここからは暑熱順化によって、どのように体が変わるのかお伝えしていきます。

１．安静時の深部体温が下がる

深部体温が下がることによって、体の中に溜め込める熱量が増えます。そのため、暑くても熱中症になりにくくなるのです。

2．汗がサラサラになる

汗がサラサラになることで排出されるミネラル分の量が減り、かいた汗が蒸発しやすいために皮膚から熱を奪う力がアップします。つまり、サラサラ汗をかけるようになることで、過度な体温上昇を抑えることができると言えます。

3．血流アップ

暑さに慣れてくると、皮膚の血流が増加して体の熱を外に逃がそうとします。そして、循環血流量が増えると、最大酸素摂取量の増加につながるため、暑くても疲れにくい体になっていきます。

暑さに体を慣らすためには、汗をかくことが必要

では、暑さに身体を慣らすためには何をすればよいのか？というと、汗をかくことが必要です。

具体的には、ウォーキングやジョギング、サイクリング、筋トレストレッチなど、軽く汗をかけるような運動です。

ですが、梅雨の時期というのは湿度が高いため、運動をしてもなかなか汗をかくことが難しい場合もあります。

そこでおすすめなのが、酵素風呂に入浴することです。

酵素風呂で汗腺を鍛える

酵素風呂は、発酵熱でカラダを優しく温めて、汗腺が開きやすい状態にしてくれます。そのため、入浴するだけでかなりたくさんの汗がかけるのです。発汗量としては、エアロビ２時間分と言われるくらい。運動をしていてもなかなか汗がかけない方も、酵素風呂に入ればしっかり汗をかけるので、夏の暑さに適応しやすくなります。

ただし、暑熱順化は一度できても数日暑さから遠ざかるとその効果はなくなってしまうと言われています。そのため、酵素風呂に入らない日は湯船につかることを意識して、暑さに身体を慣らしておきましょう。

酵素風呂に定期的に入り、夏バテや熱中症を予防していきましょうね！

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