梅雨に入りましたね。

この時期は蒸し暑く冷房が使われることも多いので、冷えを感じる方もいらっしゃると思います。

あなたは冷えを感じたとき、どこを温めていますか？

今日は、全身の冷えを効果的に温められる場所についてお伝えしていきます。

ここを温めることによって全身の血流やホルモンの流れが良くなり、生理痛や更年期障害といったトラブルの緩和につながり、体の不調から解放されます。

ぜひ最後まで読んで、冷えを感じたときには実践してください。

全身の冷えを改善するなら仙骨を温める

仙骨は、背骨の一番下にある大きな逆三角形をした骨のことを指し、骨盤の上方後部に位置しています。お尻の割れ目の1番上に、指先を下にして手を当てたときに、手のひらで覆われる場所にあります。

仙骨は上半身を支え、上半身と下半身をつなぐ役割をしています。人間の骨格の要と言っても過言ではないでしょう。

また仙骨のそばには腹大動脈から枝分かれした多数の血管と、副交感神経が集まる神経節があります。そのため仙骨は骨格、血流、副交感神経の3点において重要な箇所であると言えます。

仙骨が冷えているとどうなる？

仙骨付近には多くの血管があるので、仙骨が冷えていることは血流低下を意味します。
血液は、酸素や体内で作られた酵素などを全身の各器官に運ぶとともに、二酸化炭素や老廃物を回収して体外へ排出する役割を担っています。そのため、仙骨が冷えていると栄養分が体の隅々まで行き渡らず、老廃物が蓄積されるという悪循環が起こり、肩こりをはじめ、むくみ、吐き気、生理不順、自律神経の乱れなどの症状が現れてきます。

細菌やウイルスと戦い、体を守る免疫細胞が移動するのを助けているのも血液です。そのため、仙骨が冷えていると免疫細胞がウイルスや細菌を捉えきれず、病気にかかりやすくなる可能性があります。

仙骨の効果的な温め方

①シャワーで腰を温める

湯船につかることで全身を温めることはできますが、シャワーの水圧を使うことで仙骨付近のマッサージ効果も得られます。

お湯の温度は40度、温める時間は30秒程度を目安にしてください。髪の毛を洗っている間、腰にシャワーを当てておくと良いですよ。
また、寝る前にお風呂に入ったときに仙骨へシャワーをかけると安眠効果もあるのでおススメです。

②カイロを貼る

お尻の割れ目のすぐ上にカイロを横位置で貼ると、仙骨がうまく温められます。
一番手軽な方法なので、冷えが気になったら試してください。

③酵素風呂に入浴する

酵素風呂は、酵素の発酵熱で温まったひのきのおが粉の上に仰向けになり、全身を温かいおが粉に包まれた状態で20分ほど過ごします。
そのため、効果的に全身を温めることができます。
普段の生活をしていると刺激が多く、交感神経が優位になりがちですが、酵素風呂に入ることで仙骨を直接温め副交感神経を優位にできます。そのため、通ってくださっているお客様も、「酵素風呂に入った日はよく眠れます」と言われる方が多いです。

酵素風呂に入って心も体も元気に！

酵素風呂は仙骨はもちろん、全身を20分で効率よく温めることができます。
なおかつ、酵素風呂で温めたカラダは、3日ほど温かさが持続するともいわれています。

酵素風呂に入って全身の血流を改善し、不調から解放されてください。そして温かいふわふわのおが粉に包まれて、リラックスしてくださいね。

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